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【トイレ】トイレトレーニングの画期的方法を公認訓練士が解説

トイレにいる犬

こんにちは、公認訓練士のいぬ先生です。

今回はトイレトレーニングについてお伝えします。

この記事を読めば

  • トイレのしつけ方が分かる
  • 犬の習性が分かる
  • 失敗しないトイレの作り方が分かる

以上の効果が得られます^^

いぬ先生

では早速みていきましょうー

この記事を書いてるのは?
  • 犬の訓練歴15年
  • 警察犬30頭以上育成競技犬・救助犬も育成
  • 家庭犬の訓練を主に活動中
  • しつけセミナー活動も行う
いぬ先生です
目次

犬のトイレ事情

犬はトイレを決めた場所でする動物ではありません。

強いて言えば『住処以外の場所』でします。

自分が暮らす場所を汚れないように外に出て排泄をします。

いぬ先生

きれい好きですね^^

トイレの覚え方

犬は習慣で学習する動物です。

『いつもこうやってるから、こうやる』という具合です。

どんな高等な訓練でも繰り返し繰り返し教えていくことで理解していきます。

それはトイレのしつけでも同じです。

『いつもここでトイレをしているからここでトイレをする』という習慣になります。

つまりトイレ以外で排泄をする回数をいかに減らせるかが重要なわけです。

そして犬は足の裏で地面の感覚を感知してトイレを覚えます。

犬が排泄をする際にぐるぐる回っている時がありますが、それがまさにそうです。

この感覚でいいかな?と確認をしているのです。

その感覚をペットシートで覚えさせるのがトイレトレーニングのゴールなわけです。

方法

トイレを教えるのに有効なのは、ハウスと並行して教えることです。

前述した通り犬は自分の住処を汚さない本能があるためハウスでトイレを我慢しやすくなります。

その状態でトイレに連れていけばあまり時間をかけずに排泄をするでしょう。

それを褒めていけばトイレを早く覚えます。

トイレの作り方

みなさん右と左どちらがトイレを教えるのに適していると思いますか?

左はペットシートの上にサークルを置いてあります。

右はサークルの中にペットシートが敷いてあります。

※ここではサークルとは枠だけの囲いを指しています。つまり天井も床も無い状態です。

正解は・・・

左です!

ここまでちゃんと読んでいれば正解できましたよね?

なぜかと言うと、右の方法ではペットシート以外の部分が出ているからです。

それはペットシート以外で排泄をできるということでもありますから、つまり失敗ですよね?

左の方法では犬はペットシートの上しか移動できません。

そうすれば『犬が排泄をする=ペットシートの上』という状態になるということです。

ペットシートの上で排泄をする、ということは成功ですよね。

飼い主の現状

しかし、多くの飼い主さんは右の方法を取ってしまいます。

たまたま上手くいけばいいですが、その『たまたま上手くいかなかったほう』がトイレのしつけが進まない原因になってしまいます。

中にはペットシートを一枚敷いておくだけの状態で「上手くいきません」と言ってくる飼い主さんもいますからね。

いぬ先生

それはどう考えても上手くいきませんよ(笑)

しつけの相談で多いのはトイレ、噛む、吠える、です。

噛む、吠えるは飼い主、犬それぞれの言い分があるのでそれの上手い落としどころを探っていく必要がありますが、トイレは違います。

トイレは飼い主のエゴ100%です。

つまり犬が考えたり我慢したり配慮したりする必要があるトレーニングでは無いということです。

飼い主さんの頑張り100%ですよ!

教え方の流れ

  1. ハウスにいれておく
  2. 時間・タイミングをみてトイレ(上記)に出す
  3. 排泄を促す声をかける(ワンツー、シーシー、トイレなど)
  4. 排泄が始まったら終わるまで待つ
  5. 排泄が終わったらサークルから出して褒める・遊ぶ

排泄をしやすいタイミングは

  • 寝起き
  • エサの前後
  • 遊んだ後
  • 水を飲んだ1~2時間後

あとは飼い主さんが見ていて「こういう時にしやすいな」と思うタイミングでトイレに出してあげて下さい。

失敗してしまったら

絶対に叱ってはいけません。

絶対です。

排泄とは生き物が生きていく上で必要不可欠な生理現象です。

言ってしまえば息をしているだけで飼い主に叱られるようなものです。

トイレトレーニングで叱ってしまうと

  • その人間の前で排泄をしなくなる
  • 見えない場所で排泄をするようになる

我慢に我慢を重ねて膀胱炎になってしまったり、家具の後ろなどの見えない場所で排泄をしてしまったりします。

そんなことをさせたいわけではありませんよね?

もし失敗をしてしまっても、反応をしないでください。

とっさに「あ!」と声が出てしまっても良いですから、その後は特別反応をしないでください。

「失敗しちゃったねー」「我慢してたのかな?」など声もかける必要はありません。

『反応=嬉しい・楽しい』と学習してしまう可能性があるからです。

そうするとまた反応してほしくて失敗するようになってしまうからです。

もちろんため息や「あー」という声もダメですよ。

サッと片付けて終わりです。

まとめ

  • 成功できるトイレを作る
  • ハウスと並行して教えると効果的
  • トイレは飼い主の都合100%である

いかがでしたか?

トイレトレーニングは根気です。

ただただ根気です。

あっという間に!なんていうことは絶対無いのでひたすら根気強く教えてあげて下さい。

トイレトレーニングが上手くいくきっかけになれたら嬉しいです。

いぬ先生

では^^

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