こんにちは、公認訓練士のいぬ先生です。
今回は公認訓練士が選ぶ飼いやすい犬種をお伝えします。
この記事を読めば
- 飼いやすい犬種が分かる
- 犬種の特性を知れる
- 犬を飼うのに必要な知識が手に入る
以上の効果が得られます^^
では早速みていきましょうー
飼いやすい犬種
公認訓練士の私が実際に訓練をしたり仲間から聞いたりした犬種の中で、飼いやすいと考える犬種をご紹介します。
- トイプードル
- キャバリア
- ラブラドールレトリバー
- シェパード
以上の4犬種です。
では詳しく説明していきます^^
トイプードル
みんな大好きトイプードルですね。
おすすめする理由
- かしこい
- 抜け毛が少ない
- 小さい
もともと鳥猟犬だった犬種なので人間と作業や行動を共にすることが得意な子が多いです。
さらに被毛がシングルコートと言って表皮から1種類の毛しか生えていないので、抜けにくいのも飼いやすい要因です。
犬アレルギーでもトイプードルなら飼えたという方も少なくないですね。
さらに小型犬であるため食費や獣医費が少なくてすむのも飼い主にとって良いところでもあります。
ちなみに厳密にはトイプードルという犬種はいないのはご存じですか?
それは『プードル』という犬種のサイズが違うだけだからです。
ジャパンケネルクラブより引用
スタンダード 体高45㎝を超えるもの ミディアム 体高45㎝以下で35㎝を超えるもの ミニチュア 体高35㎝以下で28㎝を超えるもの トイ 体高28㎝以下
つまり体高が28cmを超えているトイプードルはトイプードルではないということですね。
キャバリア
正確には『キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル』と言う犬種です。
おすすめする理由
- 人懐っこい
- 吠えにくい
- 天然
スパニエルと名前がついていますが、この犬種は猟犬ではありません。
救助犬や競技にでる子もいますが、分類としては愛玩犬に含まれています。
そのためおとなしく、人懐っこい子が多いのが特徴です。
さらに傾向として吠える子が少ないです。
もちろん運動不足やしつけの具合によっては吠える子はいますが、比較的吠える子が少ないですね。
キャバリアの最大の特徴とも言える特性はその性格ですね。
愛嬌のあるちょっとアホっぽいような困ったような顔をしてマイペースに行動をするので、そこにハマってしまう飼い主さんは多いですね^^
私が実際に訓練した子もかなりマイペースでした。
飼い主さんもデレデレでしたね^^
ラブラドールレトリバー
おすすめする理由
- 人懐っこい
- 運動が好き
- 大きい
小型犬だけだと大型犬に文句を言われるのでチョイスしたわけではありませんよ^^
通称ラブですね。
この犬種は水辺で猟の獲物を回収(レトリーブ)していた犬種です。
そのため人の指示に従うことが大好きで、よく動きます。
さらに警察犬、盲導犬、麻薬探知犬などと幅広く活躍できる協調性と知能を持ち合わせているので飼いやすいです。
人気になるのもうなずけますね。
もう一つ小型犬には無い良いところ(?)として大きいというのも挙げておきます。
その存在感と質量は一度体感すると小型犬では満足できなくなってしまう程です。
ただ、おとなしいという印象を持っている方が多いのが残念です。
しっかりとしつけや訓練を行い、社会化などをしておかないと手の付けられない子になってしまいます。
どんな犬種でもそうではあるのですが。
ラブとゴールデンレトリバーと悩みましたが、ブラッシングの大変さと抜け毛の量を考えてラブを選びました。
シェパード
ジャーマン・シェパード・ドッグですね。
おすすめする理由
- かしこい
- かっこいい
- 手入れが楽
この犬は『世界最高の犬を作る』という目標のもとドイツで作出された犬種です。
賢さ・俊敏さ・噛む力・従順さ・洞察力・理解力・勇敢さなど、様々な要素が高い水準でありさらに骨格・体格・体型なども最も無駄が無いとされる、まさに最高の犬種です。
キング・オブ・ドッグと言われる所以ですね。
その能力もあってなんでもできるため、様々な作業をしている犬種です。
印象として怖いと言われることが多いですが、特別そういったことはありません。
むしろ、よく人間を観察しているため飼い主の良いパートナーとなりますよ^^
もちろん訓練や運動が不足すれば困った子になってはしまいますが、多くの子がいわゆる『頭が良い』ので、しつけは飲み込みが早くて進めていきやすいです。
さらに『最高の犬』であるため、手入れが楽です。
被毛は絡まることは無いためブラッシングだけで健康を保てますし、立ち耳のため中が蒸れることもないので、トラブルが起きにくいです。
まとめ
- トイプードル、キャバリア、ラブ、シェパードがおすすめ
- どんな犬種でも一長一短ある
- どんな犬種でもしつけ、訓練、社会化は必要
いかがでしたか?
もちろんどんな犬種でも『そういう傾向にある』というだけなので絶対そうだというこは無いです。
しかし、それぞれの犬種の特性を知らずに飼いだす人が多いのも事実です。
静かな住宅街のお店の看板犬でビーグルを買った方がいました。ビーグルは吠えるために作られた犬種で活動量も多いです。
それなのに「うるさい」と言われてしまい、訓練に連れて来られてしまった子もいました。
それならば、そもそも吠えにくい犬種を選べば良かったと思いませんか?
みなさんは犬を飼う前に犬種の特性をしっかりと確認してから選びましょう。
そういう考えをもつきっかけになれたら嬉しいです。
では^^
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